毎年6月初旬~中旬には、蛍が当館庭園で乱舞しております。是非、足をお運びいただき、蛍をご鑑賞くださいませ。
※当館庭園中央の池に掛かる橋付近で一番よく蛍をご覧いただけます。
春の訪れを一番はじめに教えてくれるのは、花の兄である梅。
白梅が花をつけ、ピンクのしだれ梅がほころぶと、欽山のお庭にも春がやってくるのです。
淡いピンクの花がかわいい乙女椿や花海棠、竹の足元でそっと花開く著莪に続いて
鮮やかに咲く石楠花といろいろな花が次々にお庭を彩ります。
梅(うめ)
梅 (うめ) 開花時期 3月下旬 ~ 4月中旬
乙女椿 (おとめつばき) 開花時期 4月上旬 ~ 4月中旬
花海棠 (はなかいどう) 開花時期 4月中旬 ~ 4月下旬
著莪 (しゃが) 開花時期 4月下旬 ~ 5月中旬
石楠花 (しゃくなげ) 開花時期 5月中旬 ~ 5月下旬
花海棠 (はなかいどう)
著莪 (しゃが)
石楠花 (しゃくなげ)
春に咲いた梅に実がなりはじめると欽山のお庭も新緑がまぶしい初夏の風情に様変わり。
夜には蛍が飛び交い、幽玄の光が初夏の宵を彩ります。
そして、爽やかなお庭も紫陽花が咲き始める頃には梅雨を迎え、
夏椿の花が儚く散ると本格的な夏到来。藪蘭が木々の足元に色を添えてくれます。
竹(たけ)
梅の実(うめのみ) 5月下旬 ~ 6月中旬
紫陽花(あじさい) 6月中旬 ~ 7月上旬
夏椿(なつつばき) 6月下旬
藪欄(やぶらん) 7月下旬 ~ 8月下旬
紫陽花(あじさい)
夏椿(なつつばき)
藪欄(やぶらん)
高く晴れ渡る空の下、黄色い石蕗の花が咲き藪蘭が紫黒色の実をつけるようになると、
紅葉も次第に色づいて秋の趣が深まってきます。
長い冬の間には時折雪が降ることもありますが、庭に残る雪もまた冬の風情。
冷たい朝にも凛と咲く赤い椿の花を目の当りにすると春は隣と心も和みます。
ロビーからの紅葉
石蕗 (つわぶき) 10月下旬 ~ 11月中旬
藪欄の実(やぶらんのみ) 11月上旬 ~ 12月上旬
紅葉(こうよう) 11月中旬 ~ 12月上旬
寒椿(かんつばき) 12月下旬 ~ 1月下旬
石蕗 (つわぶき)
藪欄の実(やぶらんのみ)
椿(つばき)